MeetKaiは、スポーツおよび旅行業界におけるMetaバース体験の創造を進めています。ロサンゼルスを拠点とするMeetKaiは、全米バスケットボール選手協会(NBPA)のイノベーション部門であるThink450と提携し、CES 2024でMetaバースパートナーシップを発表します。
このコラボレーションにより、ラスベガスのトーマス・アンド・マック・センターで以前運営されていたファン向けポップアップショップ「ザ・ブラザーフッド・デリ」のデジタル版が公開されます。MeetKaiのMetaバースプラットフォームとAIを駆使したデジタルツイン技術を活用し、このボデガスタイルの店舗では、選手が推奨するブランドや限定商品を展示します。ファンは、スマートフォンやウェブブラウザを通じてこの没入型の小売体験を楽しむことができ、NBPA推奨ブランドの商品をデジタルで見て購入することができます。
また、MeetKaiは10月にシャーロット・ホーネッツのNBAチーム向けのMetaバースストアも導入しました。MeetKaiのCEOであるジェームズ・カプランは、「当社はNBPAの初のMetaバース体験を提供できることを非常に嬉しく思っています。ファンが好きなアスリートと大いに関わることができる機会を提供することは、THINK450との協力により可能になりました」とコメントしています。
NBPAのMetaバース体験では、バスケットボールファンはリアルな3Dアバターをカスタマイズし、他のファンと交流し、商品の閲覧やアパレルのバーチャル試着が可能です。購入した商品は自宅に直接配送されます。今後の機能には、選手とのバーチャルミート&グリート、NBPAコンテンツのプレビューを含む専用メディアラウンジ、限定商品がもらえるゲーム化されたコンテスト、「ザ・ブラザーフッド・デリ」への実際の訪問が含まれます。
MeetKaiのエグゼクティブチェアウーマンであるウェイリー・ダイは、「ドローンレースリーグからシャーロット・ホーネッツまで、MeetKaiは没入型スポーツ体験の創出において確かな実績があります。NBPAとのパートナーシップは自然な延長線上にあり、今後の発展を楽しみにしています」と話しています。
このように、MeetKaiはスポーツ業界の未来を切り開き、ファンに新たな体験を提供することを目指しています。