WordPress、VIP顧客データはユーザーの同意なしにAI企業と共有しないことを確認

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多くのユーザーに利用されているブログおよびウェブ出版プラットフォーム「WordPress」が、最近の404 Mediaの報告により衝撃を受けました。この報告では、WordPressの親会社であるAutomatticが、AI企業OpenAIやMidjourneyとユーザーデータを共有する交渉を進めていることが明らかになりました。

WordPressのCEOニック・ガーネルトは、WordPressのVIP顧客に向けたメッセージをブログに投稿し、以下のように述べました：

「AutomatticがWordPress.comやTumblrのデータをOpenAIやMidjourneyに売却する契約を結んでいるという報道があるかもしれません。この報告は404 Mediaに初めて掲載され、The Vergeでも取り上げられました。WordPress VIPのお客様におかれましては、Automatticが交渉したデータの共有にはあなたのデータは含まれておらず、私たちはあなたの明示的な同意なしには決してデータを共有しないことをお約束します。AIクローラーやコンテンツに関しては、全てのAIクローラーをブロックすることは不可能ですが、信頼できる組織にはコンテンツをクローリングしないように希望する意向を示すことができます。AIクローラーの管理に関する詳細情報は、私たちのドキュメントに記載しています。何か質問があれば、直接私に [email protected] までご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。」

ガーネルトの投稿は「WordPress VIPのお客様」に対してデータの保護を保障していますが、WordPress VIPは年間25,000ドルの企業向けサービスの一つに過ぎません。無料のWordPress.orgオープンソースプラットフォームや、主に個人ブロガーを対象としたWordPress.comの完全ホストサービスのユーザーにとっての影響は不明です。

私はガーネルトに連絡し、彼が言及したデータ共有ポリシーがこれらのユーザーティアに適用されるかどうかを確認しています。WordPressはインターネットの約40％を支えており、そのデータがAIトレーニングのためにライセンスされることは、アメリカのジョー・バイデン大統領が言うように「大きな問題」となるでしょう。

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