Midjourneyがウェブアクセスを拡大:新規ユーザー向けの無料トライアル情報
人気のAI画像生成サービスMidjourneyは、初期のほとんどをDiscordで過ごした後、全てのユーザー向けにウェブアクセスを拡大しています。新規登録者には、限られた無料トライアルが提供されます。
Midjourneyの共同創設者でCEOのデビッド・ホルツによると、新規ユーザーは約25枚の画像を無料で生成できます。この取り組みは、新規および既存のユーザーが、金銭的な負担をかけずにプラットフォームの機能を探求する機会を提供します。
ただし、Midjourneyは、Elon MuskのxAIやそのGrok 2チャットボット、最近発表されたIdeogram 2画像生成ツールなど、他の新興AIサービスとの競争が激化しています。また、同社は著作権侵害を主張するアーティストたちからの訴訟にも直面しています。これは、無許可で保護された作品に対してのトレーニングが行われたことに関する問題です。
Midjourneyのウェブでの利用開始方法
Midjourneyへの登録は簡単で、GoogleまたはDiscordアカウントを利用して登録できます。この二つのサインアップ方法を用いることで、オンボーディングプロセスがスムーズになり、プラットフォームが一層アクセスしやすくなります。
ログインしてからは、「何を想像しますか?」と書かれた入力ボックスにテキストプロンプトを入力することで画像を生成できます。ユーザーは四つの画像をセットで作成でき、画像のアスペクト比、スタイルの程度、ランダム性や生成画像間の変動性を設定で調整することができます。
ウェブサイトの左側にはナビゲーション欄があり、過去に生成した画像を確認できる「整理」タブや、他のユーザーとの作品について話し合う「チャット」タブなど、さまざまなセクションにアクセスできます。
既存ユーザー向け:ログインとアカウント統合の方法
既存のユーザーは、Discordアカウントを使ってログインすることで、プラットフォーム上の画像履歴を保持できます。また、Midjourneyでは「アカウント」タブ内でDiscordとGoogleアカウントを統合できるため、今後のログインがより柔軟になります。
Midjourneyがウェブアクセスを広げ、無料トライアルを提供する決定は、カジュアルなクリエイターから熱心なアーティストまで多様なユーザー層を引き寄せ、プラットフォーム内でのエンゲージメントを高めることを目指しています。