AMD、AM4ソケット対応プロセッサをアップデートし、プラットフォームサポートを2028年まで延長

プラットフォームXの情報によると、AMDはAM4ソケット対応プロセッサのラインアップを刷新し、このプラットフォームの寿命を延ばす計画を進めています。新たに登場するのは、6コアを搭載したRyzen 5 5000Siriーズの2モデルと、Ryzen 3 5300Gプロセッサのボックス版です。

新しいRyzen 5モデルは、Ryzen 5 5600XTとRyzen 5 5600Tです。両プロセッサは32MBのL3キャッシュと、熱設計電力(TDP)65Wを備えています。Ryzen 5 5600XTはベースクロックが3.8GHz、Ryzen 5 5600Tは3.5GHzで動作します。また、AMDは4コア設計で8MBのL3キャッシュ、TDP 65W、ベースクロック4GHzのRyzen 3 5300Gのボックス版も発表します。このプロセッサには6つのコンピュートユニット(CU)を持つ統合型グラフィックスも搭載されています。

L3キャッシュの容量において、Ryzen 5 5600XTと5600Tは「Codename Vermeer」Siriーズに属し、「Codename Cezanne」ベースのAPUモデルとは異なります。従来のRyzen 5 5600Siriーズのプロセッサには、5600Tと同じベースクロックを持つRyzen 5 5600や、3.7GHzのベースクロックを持つRyzen 5 5600Xが含まれ、どちらもTDPは65Wです。

このAMDのAM4ソケット対応プロセッサの更新は、製品ラインを強化し、ユーザーにさらなる選択肢を提供します。これにより、AM4プラットフォームを引き続き利用しているユーザーにとって、頼もしいサポートが続くことが明らかとなります。

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